いろいろな想いを込めてホームページを作った。
公開したときは「これでひと安心」と思った。
でも、そのホームページを最後に開いたのはいつですか?
数年間管理画面にログインしていない…。
お知らせは「ホームページ公開しました」のまま…。
店舗や会社の情報も古いまま…。
そんな会社は決して少なくありません。
しかし、ホームページは「作ったら終わり」ではなく、「育てていくもの」です。そして放置されたホームページは、お客様に思わぬ印象を与えてしまうことがあります。
今回は、ホームページを更新しないことで起こるリスクをご紹介します。
こんなことになっていませんか

更新日が何年も前
ブログが2021年で止まっている。
夏季休業の時期なのにお知らせが「年末年始休業のお知らせ」のまま。これだけで「まだ営業しているのかな?」と思われることがあります。
たとえ作った当時一生懸命考え抜いたいい構成になっていたとしても、おしゃれなデザインだったとしても、「更新されていない」だけでお客様は不安になります。
「行ってみて空いてなかったらどうしよう」
「お問い合わせ読んでもらえるだろうか」
「そもそも、本当に今もこのお店営業してるの?」
などなど、お客様に気を使えていないという印象がついてしまう可能性があるので注意が必要です。

古い情報が載っている
- 営業時間
- 住所
- 電話番号
- 料金
- スタッフ
- サービス内容
これらが古いままになっていると、お客様は混乱してしまいます。
最新の情報になっていますか?
料金改定をした後ホームページも変更しましたか?
サービス内容は変わっていませんか?
また、免許番号を載せる必要がある業種の会社は免許更新のあとにホームページの情報を修正していますか?
割引きの記載やキャンペーンバナーなどを出している場合、期間が終わったら取り下げていますか?
他に登録されているポータルサイトやSNSとホームページとで、お店の情報に差異があるなど、よく見かけます。
先日、私はインスタで見つけたサービスのホームページを検索したところ、初回割引50%になっていましたので、嬉々として申し込みましたがそれは消し忘れただけで対応してもらえませんでした。がっかりしたと同時に不信感が生まれ、初回お試しだけでやめてしまいました。サービス自体は魅力的でしたが、この会社からは買いたくないと思ってしまいました。
そんな経験あなたにもありませんか?
他にも、例えば
「スタッフ20名」なのに今は10名だったり、スタッフが入れ替わった後に訂正していなかったりはしていませんか?目当ての方が辞めてしまってお客様ががっかりされたことはないでしょうか?
更に「最新施工事例」が5年前から追加されていないなど更新が滞っていませんか?「今もこの会社やっているのかな。連絡取って大丈夫かな」と思われてしまいます。
写真が古い
上記ふたつのリスクと内容は近いのですが、意外と盲点なのが写真です。古い内装のままではありませんか?ユニフォームは変わっていませんか?
作成時はまだ写真がなくイメージ写真だったかもしれませんが、何年か経って写真撮ることができるのでは?また、コロナ時にECサイト作成して、マスク着用の写真のままになっていませんか?
内容だけでなく、写真もチェックしてみてくださいね。
スマホで見づらい
ホームページの表示が「レスポンシブWebデザイン」になる前は、PC専用サイトとスマートフォン専用サイトを完全に分けて制作し、サーバー側でユーザーの端末(ブラウザ)を判別して別々のURLやページに振り分けていました。
また、そのままPC表示を縮小させてスマホで表示させていました。
レスポンシブでないと
- 文字が小さい。
- ボタンが押しづらい。
- 画像が切れている。
などのデメリットがあり、それだけで離脱されてしまいます。
実際、現在ではほとんどのお客様がお店の情報をパソコンではなくスマホで見ています。ホームページのスマホ対応は今や必須。むしろホームページのデザイン・構成はスマホを基準に制作するのが主流となっています。
実際、Googleはモバイルフレンドリーなレスポンシブのサイトを評価基準の最重要視しています。スマホ対応していないサイトは、検索結果で上位に表示されにくくなる(ペナルティを受ける)可能性が高いので要注意です。
いまだにスマホ表示がないホームページも2割程度あるそうです。あなたのホームページは大丈夫ですか?
更新しないことで起こりやすいデメリット

サイトが崩れたり表示されなくなる恐れがある
放置されている方の中には何年も放置している方もいらっしゃいます。今ではワードプレスなどをはじめ様々なシステム上でホームページが運営されていることが多くなりましたが、例えばワードプレスはその間も、テーマやあプラグイン、そしてPHPもバージョンアップしていきます。
長時間放置の上、久しぶりの保守には注意が必要です。
もしかしたらテーマやプラグインがもう古くなってしまって今では更新できなくなっているということもあり得ます。そんな時にワードプレスだけでもとバージョンアップしてしまうとエラー表示されたり、最悪画面が真っ白になってしまったりすることがあります。
一気にバージョンアップは危険ですので、定期的にバージョンアップしていくことが大事です。
また、プラグインのバージョンアップなどで、いままで大丈夫だったのに急に不具合が起こったり、管理画面に入れなくなることもあります。
(すべて経験済み・・・)
普段から保守作業をしていても起こりうることですので何年も放置しているときは慎重に保守作業を行う必要があります
セキュリティ崩壊
ホームページの放置で、実害が一番恐ろしいのが乗っ取りなどのセキュリティの被害です。
WordPress(ワードプレス)で作成したサイトを放置し、本体や「プラグイン」を何ヶ月も更新していない状態は非常に危険です。
「うちのような小さなサイトが狙われるわけがない」と思うのは大間違いです。かつてハッカーとは高度なハッキング技術を持つ「人間」を指す言葉でしたが、いまや ハッカーは人間ではなくなりつつあります。「AIハッカー」による自律型のサイバー攻撃で「古い(更新されていない)サイト」を無差別に攻撃しているからです。
※本来はコンピューターに極めて卓越した知識を持つ「優れたエンジニア」 という意味ですが、ここではハッカーとは悪意を持って他人のシステムを破壊・窃取する犯罪者んことを指します。(クラッカーともいう)
もし放置サイトが乗っ取られたらどうなるでしょうか。
- サイト改ざん
- 詐欺サイトへ転送
- メールが届かなくなる
- 顧客へウイルス感染
- Googleから危険サイト扱い
実際私たちのお客様でも何か月か放置している間に乗っ取られてしまい慌ててご連絡いただきました。ページの内容がまるごとすり替わってアダルトページにリンクしていたのです。それからは保守を毎月するようになりましたが、そのあと関係各所へのご連絡が大変だったようです。
Googleの順位が落ちるだけでなく会社の信頼を失うことになりかねませんので、放置されている方はできるだけ速やかにログインして投稿ページ・固定ページ・お問合せなどに異変がないかチェックすることをお勧めします。
Googleから評価されにくい
Googleは年に2〜4回、検索順位を決める基準を見直しています。そのほかにも検索アルゴリズムは日々アップデートされていると思われます。
見直しの目的は、ユーザーにとって「本当に役に立つ最新の情報を届けること」です。そのため、アップデートの基準を満たさない放置サイトは、たとえ今まで上位にいたとしても一気に圏外へ落とされることもあるのです。
以前は質より量でした。ですので、浅い内容でもたくさんの記事があれば評価されていましたが、「専門性」「信頼性」「最新性」が重視されています。AIで記事を大量に作れる時代だからこそ、実体験や専門知識のある記事の価値が高まっています。
また、過去に作った「浅い記事」をたくさん放置したままにしていると、サイト全体の評価を巻き添えで引き下げる原因になります。また、どんなに当時は専門的だった記事でも、内容が古いまま放置されていれば「メンテナンスされていない=今となっては価値の薄い(浅い)記事」という評価になりますので内容の見直しは必要です。
チャンスを逃している
実はこれが一番もったいない。ホームページは24時間営業してくれる営業マン。
ブログを書けば検索される可能性があります。
施工事例を追加すれば問い合わせにつながることもあります。
SNSでよくわからなかった料金が料金表を整えたことで安心して申し込んでもらえるかもしれません。
SNSを頑張っているからホームページはいらないよねと言う人もいるかもしれません。でもtiktokの動画が流行りだとして、そのSNSを見ない方はどうでしょう。
今はSNSで情報を得てからホームページで確認し安心を得る人も多いです。放置したホームページで信頼は得られますか?
放置しているということは、営業マンを眠らせているのと同じなのです。
ではどうすればいい?
とはいえ、全部作り直す必要はありません。
まずは
- お知らせ
- 実績
- スタッフ
- 写真
- 料金
この5つを見直すだけでも印象は変わります。見直すことで改善点も見えてきます。そのときにお客様の視点で見ること。
「この料金表わかりやすいかな」
「地図だけでなく簡単な案内も書いておこう」
ホームページを適切に整えるということはお客様を大事にすること。ひいては未来のお客様につながるのではないでしょうか?
そして、定期的に保守をする。保守をしながらさっと確認する。
- 心当たりのないページが作成されていないか
- 知らないうちにユーザーが追加されていないか
- お問合せの記録におかしなものはないか
などチェックするだけでも安心です。

まとめ
ホームページは「あること」が大切なのではありません。
「今の会社がきちんと伝わること」が大切です。
私たちはホームページ制作だけではなく、「育てるお手伝い」もしています。
「うちのホームページ、大丈夫かな?」
そんな時は、お気軽にご相談ください。

